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2013年10月20日 (日)

こんなにも優しい、世界の終わりかた

「世界の終わり」を優しさと愛しさを込めて描いた愛に満ちた物語。

それが、このタイトルにもある『いま、会いにゆきます』や『そのときは彼によろしく』の作者・市川拓司氏の久々の書き下ろし作品です。

ぷりんプリンものがたり (これが、作品の表紙)

青い光が地球に降り注いだ日から、その光を浴びたものは動きを止めて、徐々に世界の終わりが始まった。
主人公は世界が終わってしまう前に「彼女」とともに終末のそのときを迎えるべく青い光を避けながら彼女の住む町へ向かうが、果たして彼女と会うことができるだろうか。

以上が、この作品の粗筋ですが、「彼女」への愛だけでなく、親子の愛や様々な愛について描かれた作品です。

特に、最後の20ページほどは涙なくしては読めません。

ロードノベルでもあるこの小説の中では、彼女のもとへと旅を続ける途中で出会う人々と彼らの大切な人との愛に満ちたエピソードが散りばめられていて、その中には「幸せの黄色いハンカチ」を思い起こさせるようなシーンもあったりします。

この物語を読んだ人が少しでも優しくなり、世界の優しさの総和が増え、その結果として世界が平和になることを望んでこの作品を書いたと作者は語っています。

作者の考える愛とは、優しさなのでしょう。

物語を読み終えたあとに、この作品の表紙の絵を見ると、より一層感慨深いものがあります。

なお、余談ですが、この作品のなかに出てくる「夕焼け製造機」を作者は自作したそうです。

ぷりんプリンものがたり-未設定 (争いに満ちた世界)

ぷりんプリンものがたり-未設定 (争いの絶えない世界)

ぷりんプリンものがたり-未設定 (争い事が好きな世界)


ぷりんプリンものがたり
世界が平和になりますように!)

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